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前回よりちょっと押し気味でスタート。それも、 Where Boys Feat to Tread から。オーディエンスもいきなりこの曲でスタートしたから戸惑い気味だったけど、その後すぐに驚きと喜びの大歓声が起きた。2曲目が Hummer だったので、前回の導入部分とはかなり雰囲気も違い、早くも構成の予想もつかない展開となった。特に Lucky 13 や Starla, Thirty-Three なんかがプレイされると長い間 Pumpkins を聴いてきたファンからはなんとも言えない感嘆に満ちた声が聞こえる (13日に観た時には後ろからひたすら「33! 33!」とリクエストしてた人がいたが…その人が今日もいたら、相当喜んでるだろうな) 。 確かに今回の構成は非常に変わってて、最新シングルなのに前回演らなかった That's the Way をやっぱり演ったとおもいきや、 Doomsday Clock は演らず、さらに暫くして「そういえば今日は United States 演ってないなー」と思ってたら、アンコールにこの曲を持ってくるし。…わかっちゃいるんだけど、妥協をゆるさないというか、決まりきった事をしないというか、感服するばかりで…。

その That's the Way では全員が白の衣装の中 Billy と Jeff のギターは赤、Lisa のショルダーキーボードは白、ライティングも白+赤青がベースで、とてもまばゆく鮮やかな演出でした。

2度目のアンコールが Let Me Give the World to You で終わり (この選曲もニクいな〜と思ったが) 、かなり「これでおしまい」な雰囲気だったけど、 Billy が最後にファンに挨拶をしてる時、どうも (いつもの) ビミョーなジョークや皮肉を言ってみたりで、こっちもブーイング起きたり (勿論客も冗談とわかってるのよ) 歓声が上がったりでなんともしまりのない感じ。で、これで終わりだったらかなり中途半端だな…と思っていたら、なかなか客電はつかず、やっぱりもう一回アンコールがあって Cherub Rock を披露。この時の歓声ったらホント凄くて本気で耳を塞いでしまったくらい。ま、それでいい雰囲気でショウが終わったのでとても良かったのですが。

今回はまたかなりファン心をくすぐる内容+長丁場だったので、やっぱ Pumpkins って癖のある (?) バンドなんだなーとつくづく思った次第です。

Where Boys Fear to Tread
Hummer
Bring the Light
Neverlost
Lucky 13
Tonight, Tonight
Tarantula
Starz
Zero
Starla
Thirty-three
Perfect [from Adore]
To Sheila [from Adore]
Set the Ray to Jerry
Today
Bullet with Butterfly Wings
That's the Way (My Love Is)
Superchrist
Heavy Metal Machine
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Drown
United States
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1979
Let Me Give the World to You
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Cherub Rock


ちなみにこのツアーの日本公演の件ですが、現在調整中でオーストラリア公演と同時進行で動いているようです。朗報をまて!といった所かな?


   
       
       
       
       
       

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