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| Dec. 12, 2002 | Dec. 13, 2002 |




暖かい拍手に迎えられ、21:15 頃登場。30分程の持ち時間なので、かなりコンパクトな曲で攻めてくると思いきや、1曲目にいきなり jesus 。じわじわと盛り上げて行くタイプの曲なので、意外ではあるけど、やはり zwan っぽい所か。自分の席が音が悪く、またフェスティバルなので十分なサウンドチェックが出来ないせいか、matt のギターや jimmy のドラムの音の抜けが悪い(billy のは聴こえるんですけどね/笑)。 declaration of faith で paz のバックコーラスが入ったが、n さん曰く、最近 paz のコーラスのボリュームが大きいそうで、billy がかなり paz のコーラスを重視しているのでは?という事でした。and so i died of a broken heart では、david がオルガン、paz がヴァイオリン(エレクトリック?)も披露してくれました。前後してしまいますが、honestly も演ったのですが、どうもライブ向けではないというか、曲自体がセットの中で浮いている気がした。最後は mary star of the sea でしたが、これも zwan の中ではかなり壮大な曲で長い曲でもあるのですが、初めて zwan を聴く人にはちょっと重かったようで、最後の最後で少々トーンダウンしてしまった感も。しかし、おおむね好評だったように思えます(ちなみに、本日は paz の誕生日でした)。

01. jesus
    ~god's gonna set this world on fire
02. declaration of faith
03. settle down
04. honestly
05. and so i died of a broken heart
06. mary star of the sea

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昨日よりちょっとだけ早く、20:50 くらいに登場。今回はアリーナからの参戦だったので、昨日より随分と前のほうでしっかり観られる場所だった。昨日「浮いている」とか文句を言っていたのが billy corgan に聞こえたのか(笑)、1曲目が honestly でした。最前にいたファンはもうこの曲を知っているようで、そんなにロックではない曲だけど、拳を上げて盛り上がってました。この曲を1曲目に持ってきたのは正解だったかも。昨日の NY ショウより音もまとまっていて、バンドのコンディションもよさそう。honestly 中盤にはダイブまで起きてましたが、そういう曲だっけ?と突っ込みたくなってみたりした。3曲目は、 settle down 。とてもポジティブなメロディのこの曲は、ライブでは定番になって欲しい曲。やはり昨日より大分テンションがあがっていて観客も盛り上がってましたし、師匠のドラムもこの曲ではかなり熱っぽかったというか、師匠節が出てました。12月から始まった zwan のツアーのハイライトは、間違いなく最後に演奏された mary star of the sea 。この時だけ billy が必ずフライング V でプレイするのだけれど、曲の最初では想像もつかない展開となり、美しさと不思議なパワーが同居した、間違いなく名曲の1つになると思う。特に、終盤に billy corgan のギターソロがあるのだけれどこれが素晴らしく、オーディエンスも自然と聴き入ってしまい、それまでヒートアップしていた人たちもじっと billy のギターに聞き入ってしまっていた。ソロが終わると、 jazz のように大きなオヴェーションが起こる。billy のギターが好きな人にはもうたまんない曲でしょう。メンバーが去る時も billy は最後まで観客の歓声に答えるように、ステージの左端から右端までゆっくり手を降りながら満足そうな顔で消えて行った。zwan も the smashing pumpkins も知らないキッズも沢山いたと思うけれど、そういった次の世代に受け入れられるバンドになったらいいなぁ…と思った。

01. honestly
02. endless summer
03. settle down
04. and so i died of a broken heart
05. mary star of the sea

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